転職サイトの中の人のここだけの話

転職サイト就活サイトの中の人のここだけの話

某転職サイトと新卒就活サイトの「中の人」です。就職市場・転職市場には「ブラックボックス」や「嘘」が多いことに問題意識を感じています。当サイトは転職市場の裏側の仕組みを「忖度なく」ストレートに語ることで、本質的に有効な就活戦略・キャリア戦略を描くヒントを提供します。

【2022卒おすすめ】21卒トップ企業内定者おすすめの就活サイト6選+8選(14,000字徹底比較)

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就活は情報格差=内定格差に致命的に直結する。この構造をなくすために今年も本記事を作成いたしました。

就活サイトの中の人 (@nakanohito4649)です。今回は僕が2021卒のトップ企業内定者にヒアリングとアンケートを行い、彼らがおすすめしていた就活サービスを比較一覧表にまとめました注:忖度なしです)。結論を言うと下記の結果となりました。

 

【図解】21卒トップ企業内定者がオススメする「22卒が使うべき就活サービス一覧」

※クリックすると画像を拡大できます。画像保存をしてご利用ください^^

 

中の人の意見としては、「この表に載っていないサービスは基本利用する必要がない」と考えます。

もし新しい就活サービスに出会ったら、まずこの表に載っているかどうかチェックしましょう。そうすると悪質なサービスに出会いにくくなると思います(特に人材紹介と就活塾は悪徳な業者も多いので気をつけてください)。

 

この記事にトップ企業内定に向けた就活スタートに必要な情報を、全て盛り込みました(そのため14,000字と長文です)。是非ブックマークしていただき、就活の間に何度も見返していただければ幸いです。

 

【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人

某転職サイトと就活サイトの事業部長です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計5,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人

 

 

トップ企業内定者が特に利用していた就活サービス6選+8選

上記の表の中でも「トップ企業内定者が特に利用していた就活サービス」をまとめると、下記の通りでした。

絶対に使うべきサービス6選(コア6)

 

特定業界を受けるなら絶対使うべきサービス8選(専門8)

▼日系トップ企業を受けるなら

  1. OGOB訪問アプリの3強(ビズリーチ・キャンパスMatcherVISITS OB
  2. 逆求人スカウトサービス2強OfferBoxLabBase
  3. マイナビ

▼ベンチャー企業を受けるなら

 

ここからはトップ企業内定者が上記のサービスを利用していた理由について、詳しく比較しながら解説していきます。

 

2021卒トップ企業内定者の「3種の神器」

 

2021卒トップ企業内定者は下記の「3種の神器」を、必ず利用していました。

  • 就活早期層向け就活サイト
  • 選抜コミュニティ
  • 選考対策講座

特に「就活早期層向け就活サイト」「選抜コミュニティ」の2つが、2年前(2020卒)から生死を分けるほど重要になりました。具体的なサービスの紹介に移る前に、なぜ重要なのかを軽く説明します。

 

「就活早期層向け就活サイト」とは何か?なぜ重要か? 

 

「就活早期層向け就活サイト」とは、世間で言われている就活開始日(大学3年3月1日)よりも1年以上早い時期(つまり大学2年の冬あたり)から、インターン情報・新卒採用情報が掲載される就活サイトです。外資就活ドットコム」「ONE CAREER」「Goodfindなどが、これにあたります。

ちなみに、リクナビ・マイナビではありません。

リクナビ・マイナビ頼りの就活をしていると、残念ながらあなたはトップ企業のエントリーを見事に逃します

 

なぜこのサービスが重要かというと、トップ企業ほど新卒募集時期が実はとてつもなく早いからです。

 

例えばあなたは、

  • 電通・博報堂・みずほ銀行・野村証券・野村総合研究所などの日系トップ企業でも、大学3年3月1日になる前に内定の20~30%ぐらいは決まっていることはご存知でしょうか?
  • マッキンゼーの新卒採用募集は、サマー(大学3年6~8月)・ウインター(大学3年11~12月)・スプリング(大学3年2~3月)大学3年3月1日になる前に終わることはご存知でしょうか?
  • 今年のクレディ・スイス証券の新卒エントリー開始は大学2年2月からで、既に終わっていることはご存知でしょうか?

これらの情報は、外資就活ドットコムONE CAREERに大学2年の間に既に登録していれば、全て知っていたことでしょう。しかし、登録していなければ残念ですが永遠に知らないまま就活が終わります。エントリーすらできず就活が終わります。

 

過去のTwitterで紹介しましたが、コンコード・エグゼクティブ・グループが行ったアンケートによると、東京大学経済学部の生徒が最も利用している就活サービスは、「外資就活ドットコム」「ONE CAREER」「Openwork(旧:Vorkers)」の3つだったそうです。

「就活早期層向け就活サイト」の重要性の高さがヒシヒシと伝わります。

 

「選抜コミュニティ」とは何か?なぜ重要か?

選抜コミュニティとは、トップ企業志望の学生向けに無料で提供される「特別就活塾・コミュニティ」のことです。「YC塾」「FactLogicEXE / GAP京都」「外資就活アカデミア」などが選抜コミュニティにあたります。

選抜コミュニティでは、マッキンゼー・ゴールドマン・三菱商事などのトップ企業の元社員・内定者が自分の経験を基に特別講義をしてくれたり、メンターをしてくれたりと、あなたの就活を無料で個別フォローしてくれます。

さらに、所属メンバーで作られたLINEグループではこんな情報が頻繁に交換されます、

 「今年の三菱商事のインターンの面接官はこんな人で、会議室は本社ビル28FのXXXという部屋で、主にXXXとXXXを聞かれて深堀りされたよ。」

「今年のATカーニーの筆記試験の問題入手したけど、みんないる?」

「今年のBCGのケース面接の問題は、去年出たXXXという問題とXXXという問題が出た!」

このように、普通では知りえることができない就活情報を得ることができるメリットがあります。

 

ただ人気であるがゆえに厳しい選抜試験を突破した人だけしか利用できません。そのため一部の東大生・慶應生の間では、「選抜コミュニティの選抜試験向けの対策を大学2年冬頃から始めることが就活成功の鉄板」、という声もあがってきているようです(受験みたいですね)。

 

※詳しくは下記のシュシュさんの記事が分かり易いです。後でこれも必ず読んでください。

あなたは知っているか? 外資系志望が集う「就活マフィア」の存在

 

3種の神器以外で、有効な就活サービス

以上「3種の神器」の重要性について解説してきました。加えて、就活を進める上で下記の3つのサービスもとても有利になるので利用するようにしましょう。

  • オンライン選考対策サービス
  • OGOB訪問サービス
  • 社員口コミサービス

特に日系トップ企業を目指している人にとって、OGOB訪問サービスはとても重要だと認識するとよいです。なぜなら、総合商社・電通博報堂・デベロッパー・東京海上を代表とする日系トップ企業はOGOB訪問の数をかなりこなさないと内定が怪しくなります(最低10回以上はOGOB訪問をしたいところです)。

 

では、ここからは具体的なオススメサービスを理由と共に解説していきます。

 

絶対に使うべきサービス6選(コア6)


トップ内定者が特に薦めていた6つのサービスの良い点/悪い点を、中の人目線で簡単に紹介します。★は5段階評価です。

  

外資就活ドットコム / 外資就活アカデミア

外資就活ドットコム

サイトの特徴

外資・日系トップを中心としたトップ企業志望者向け就活サイト

就活早期層向け募集情報

★★★★

選抜コミュニティ

★★★★

選考対策(ネット)

★★★★


トップ企業を一通りカバーした「早期層向け就活ポータルサイト」。それが外資就活ドットコムです。「外資」就活と言っているが、日系・ベンチャーもなぜか掲載されています。こちらから登録できます。

 

外資就活ドットコムが特に利用すべきは「募集情報」です。国内の外資/日系トップ企業の採用HP情報や採用イベントを毎日自前で収集しているようで、エントリー締切のうっかり忘れを防ぐことができます(ちなみに他社就活サービスのイベントも収集している模様)

また「コミュニティ」という、高学歴大学生が主に集まる就活口コミ掲示板サービスがあり、トップ企業各社の募集開始情報や選考結果の来た/来ないが分かります。

日系企業・ベンチャー企業の情報は難関企業とされている企業の情報は充実していますが、それ以外の情報や対策は薄目です。このあたりの企業を志望する学生にとってはONE CAREERと併用するとよいでしょう。


二年前(20卒)から選抜コミュニティ「外資就活アカデミア」も開始しています。東京・京都の2か所でそれぞれ活動しているようです。去年(21卒)二年前(20卒)の実績は非公開ではありますが、各トップ企業の内定者の話によると、YC塾には及ばないもののFactLogicに匹敵する数で外資系内定者を出しているようです。
また選抜試験を落ちた方にも過去には、ローランドベルガー・ADL・野村総合研究所・みずほFGのグローバルコース、などの特別選考ルートが斡旋されていたようです。実力が足りないと思っている方も受けるとよいでしょう。


今年からはエンカレッジと提携し地方(北海道・東北・名古屋・九州)でも選抜コミュニティを募集しているようです。地方にいる方で興味がある方はエントリーしてみるとよいでしょう。

なお、外資就活アカデミアの選考のポイントはこちらで解説しています。

【2022卒】就活選抜コミュニティ各社の選考のポイント

 

 

ONE CAREER

ワンキャリア

サイトの特徴

外資/日系を幅広くカバーするトップ企業志望者向け就活サイト

就活早期層向け募集情報

★★★★

選考対策(リアル)

★★

選考対策(ネット)

★★★★


日系・外資・メガベンチャーと様々なトップ企業~主要企業の早期募集をカバーした「早期層向け就活ポータルサイト」、それがONE CAREERです。なんと21卒では上位校(東大早慶~MARCH/関関同立以上)の就職活動生の90%が利用していました。こちらから登録できます。

※2022卒の方は、現在こちらのURLから登録すると500円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーン中のようです。

ONE CAREERの良い点は「早期募集情報の広さ」「選考対策の守備範囲の広さ」「操作性」の3点です。

外資就活ドットコムは、外資についてはマニアックな情報まで充実している一方で、日系企業・ベンチャーに関しては大手・有力企業以外はやや薄い印象です(人によっては余計な情報が無くてよいと感じている人もいるようですが)。しかし、ONE CAREERはその他日系企業・中小ベンチャーもしっかり押さえられています。また操作しやすく、とても見やすいサイトです。

 

特筆すべきは「選考体験記」「合格の秘訣」の2つです。「選考体験記」は業界でも最も幅広く揃っていますす。加えて、主要企業については「合格の秘訣」という各社毎の対策記事が会員限定で網羅して公開されています。

「選考体験記」と「合格の秘訣」の2つは多くのトップ企業内定者がトップ企業の選考直前に、思考の整理のために一通りチェックしていたと言っていました。あなたも一目見ておくとよいでしょう。

 

またONE CAREERも会員限定でシークレットで企業の特別ルートの紹介をしています。過去にBCGの女性向け特別選考ルートと電通の特別選考ルートを募集していたという噂があります。念のため頭には入れておきましょう。

最後に、ONE CAREERは合説イベントでも有名です。ただ、毎年ほとんどのトップ企業内定者が「合説は行っても得るものは薄い」と言っていました。合説は時間があれば行くぐらいで大丈夫でしょう。

 

 ※2022卒の方は、現在こちらのURLから登録すると500円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーン中のようです。

 

YC塾

YC塾

サイトの特徴

外資トップ6社に特化した選考対策コミュニティ

選抜コミュニティ

★★★★★


選抜コミュニティの中でも「最強」。それがYC塾ですこちらから登録できます

 

YC塾とは、トップ企業6社(McKinsey・BCG・Bain・Goldman Sachs・Morgan Stanlay・J.P.Morgan)に内定することだけにフォーカスした、トップ企業6社の現役社員・元社員・内定者だけで構成された組織です。

HP記載の塾生の就活実績を見れば、最強具合は一目瞭然です。21卒では塾生8人のトップ企業6社の平均内定数はなんと2.1社!また19卒の時は、塾生7人の内、McKinsey内定者は5人!でしたYC塾に入れれば、外資トップ企業の内定はほぼ確約されたと言ってもよいでしょう。


但し選考通過率は2.13%と最難関です(2019卒実績:合格7人/選考参加328人)。他の選抜コミュニティの通過者もバンバン落ちています。ちなみに21卒は合格者8名、20卒は合格者6名と毎年一桁人数しか合格していません。YC塾に入りたい方は、しっかり対策してから臨んだ方が良いです。

ちなみに一度落ちても再挑戦のチャンスがあります。HPでも「再挑戦による合格実績がある」と明言されています。例年だと、主な選考時期は大学3年の春です。しかし塾生の充足状況に応じ、大学3年の夏~秋頃に講座兼選考会がもう一度開かれます。もし春で一度落ちた方は再挑戦を狙いましょう。

なお、YC塾の選考のポイントはこちらで解説しています。

【2022卒】就活選抜コミュニティ各社の選考のポイント

 

 

FactLogicEXE / GAP京都

factlogic

サイトの特徴

コンサル・外資系投資銀行に特化した就活選抜コミュニティ

就活早期層向け募集情報

★★

選抜コミュニティ

★★★★

選考対策(リアル)

★★★★

選考対策(ネット)

★★★


FactLogicはコンサルティング業界に特化した就活対策サイトです。中でも是非あなたが利用すべきなのは、同サイトが手掛けるFactLogicEXE・GAP京都という「選抜コミュニティ」です。こちらから登録 できます。


FactLogicEXEは19卒から開始しました。3年前(19卒)は外資トップ企業の内定者の50~70%はなんとFactLogicのEXE生が占有していました。2年前(20卒)も塾生45人で外資トップ企業43社に内定するなどとても良い成果を残しています。去年(21卒)はまだ公表されていませんが同様の実績を残しています。
またGAP京都はFactLogicEXEの関西版です。こちらは2年前(20卒)からスタートしましたが、この年は関西のトップ企業内定者はほぼここから出る結果となりました。去年(21卒)は外資就活アカデミアも京都にできたため内定実績が分散したようですが例年通り良い結果を残したようです。


ちなみに、募集情報はほぼ収集していないので「募集情報サイト」ではありません。あくまでも「対策サイト」です。募集情報は外資就活ドットコムONE CAREERなどでチェックするとよいでしょう。

なお、Factlogic EXEとGAP京都の選考のポイントはこちらで解説しています。

【2022卒】就活選抜コミュニティ各社の選考のポイント

 

 

 

NEXVEL

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サイトの特徴

トップ企業志望者向け就活対策・選抜コミュニティサイト

就活早期層向け募集情報

★★★

選抜コミュニティ

★★★★

選考対策(リアル)

★★★★


NEXVELはトップ企業向けの会員制選抜就活コミュニティのパイオニアです。

 

有名なのは「選抜コミュニティ」です。メインメンターの増田さんというゴールドマンサックス→BCG→起業という経歴の方がいて、この方のコンテンツやフィードバックの評判がとても高いと聞いています。

内定者ではなく、元社員の立場から一段高いレベルの対策がしたい方にNEXVELはとてもオススメです。(但し、増田さんについては口が悪い/口座に遅刻をよくするなど人間性の悪評が少しあるようです。利用する方はそこを覚悟しつつ利用するとよいでしょう)。


そしてNEXVELシークレットで特別選考ルートを多く保有しています。過去に、A.T.カーニー、DI、IGPI、DeNA、リクルート、JTなどの特別選考ルートを提供していました。現在ではこれらの企業の特別選考ルートは、NEXVEL含み他の選抜コミュニティも提供しています。これらの企業に興味がある方はNEXVELも押さえておくとよいでしょう。

 

なお、二年前(20卒)までNEXVELは「選抜コミュニティ」を200-300名単位で組織していました。しかし去年(21卒)から、数十人の選抜生だけを募り、その他の学生にはレクミーを紹介するというモデルに変更されているようです


余談ですが、過去には代表の早川さんが行うGD対策の厚さと自己分析対策も定評がありました。しかし今年は早川さんは辞めてしまったようです。今年はこれらの講座は期待できないかもしれません。

 

 

 

 

Openwork(旧:Vorkers)

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サイトの特徴

日本最大級の社員の口コミサイト

社員口コミ

★★★★★


Openwork(旧:Vorkers)は社員が匿名でこの企業で働いた体験談を投稿し共有しているサービスです。「残業時間」「年収」「会社の将来性」「やりがいがあるか」「スキルが身につくか」などを生々しく知ることができます。

選考対策にも使えますが、それよりも「自分の幸せな人生のために、正しい企業研究をするためのサービス」として利用するとよいでしょう。


類似サービスでは「就活会議」「キャリコネ」などもありますが、口コミDBの量と質で圧倒的に Openwork(旧:Vorkers) が勝っています。1学年の会員数は20万人を既に超えており、日本の就活生の約40%が登録しています。


特に「年収」「やりがい」「スキルアップ」などは、企業の説明会と社員の本音ではギャップが出やすいポイントです。

例えば、「年収」だけとってみても、入社初年度はwebベンチャーの方が総合商社よりも少し高いですが、30歳時点では総合商社は年収1200万円ぐらいに到達するがwebベンチャーは600~800万円位が精一杯、というのは Openwork(旧:Vorkers) をさらっと眺めるだけでリアルに理解することができます。

 

 

 

以上、最もオススメしていた6つの就活サービスについて紹介させていただきました。

続けて「特定業界を受けるなら絶対使うべき」である8つのサービス(専門8選)を紹介します。

  

特定業界を受けるなら絶対使うべきサービス8選(専門8)

1.日系トップ企業を受ける場合

OGOB訪問サービス3強(ビズリーチ・キャンパス / Matcher / VISITS OB

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サイトの特徴

OB訪問可能な社会人とのマッチングサービス

OGOB訪問

★★★★

 

OGOB訪問サービスは、OGOB訪問可能な社会人がサイトで一覧化されており、スピーディーにOGOB訪問を申し込むことができる便利なサービスです。ビズリーチ・キャンパス / Matcher / VISITS OBなどが代表的です。


日系トップ企業の場合、志望企業へのOGOB訪問回数が内定率に比例します。理由は2つあります。


まず日系トップ企業は「志望動機・ガクチカの磨きこみ」と「志望度の高さ」、すなわち志望度の完成度とても重視しているというからです(終身雇用を前提とした人事体系から、長く働く意欲高く働いてくれるかを重視していると思われます)。そのため、OGOB訪問の回数に比例して志望度の完成度が上がります。

 

そしてもう一つは、OGOB訪問で高評価の学生は、なんと一部の選考がスキップされる「特別選考ルート(裏ルート)」があるからです。OGOB訪問の評価は「良い学生がいたら初めて上に上げる」という加点方式を採用していることが多く(≒OB訪問であまり評価されなくても、よほどの悪評価でなければその評価が上に行くわけではない)、その結果、OGOB訪問の回数を重ねるほど特別選考ルートに乗れる確率が高まるというシンプルな図式が成り立ちます。


以上の2点の理由から、日系トップ企業の内定確率を高める最も有効な方法の一つが「志望企業へのOGOB訪問の回数にとにかくこだわること」なのです。
一方、いざOGOB訪問を数多くしようとしても、名門大学の方でないと難関企業ほど入社実績があるOGOBの数は少ないため大学の卒業生リストからアポをとれない、という事態に直面する学生が少なくありません。そこで、有効なのが「OGOB訪問サービス」となっています。


私の結論としては、OGOB訪問サービスは最初併用することを推奨しています。理由は、その人の大学と志望企業によって、自分に合うOGOBが多いサービスは、異なるからです。


OGOB訪問サービスは3強と呼ばれるサービスがあります。それぞれの特徴を簡単に紹介しましょう。

ビズリーチ・キャンパス 

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自分の大学のOGOBに会えるサービスです。こちらから登録できます。

3つのサービスで最もOGOB集客に力を入れており、最もOGOBのデータベースが充実しています。最近では、外資系トップ企業の出身者もかなりいました。

 

ただこのサービスの限界としては、なんとMARCH以上の大学でないと、このサービスがまだ対応されていないということです。その場合は残念ですがこの後に紹介するMatcherVISITS OBを利用するとよいでしょう。

 

 

Matcher

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Matcherは、社会人の簡単なお願い(例:ある新サービスについてヒアリングさせてください)を叶える代わりにOGOB訪問に応じてくれるサービスです。こちらから登録できます。


会うメリットがあるため実際に会える確率が学生の声を聞いても高いと聞いています。
特に大学に関係なくOGOB訪問を申し込むことができます。学歴で不利な学生の方ほど、このサービスのメリットは大きいでしょう。


ただOGOB訪問一覧を見るに、現在ベンチャー企業や中小企業にお勤めの方が多く、トップ企業にいる方を中々発見にくいかもしれません。MARCH以上の大学にいる方にとってはビズリーチ・キャンパスの方が効率が良いでしょうか。とはいえ、Matcherも探せばいますので頑張って検索しましょう。

 

 

VISITS OB

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Matcherと同じく、特に大学に関係なくOGOB訪問を申し込むことができます。またMatcherと違い、会う際に条件はないです。こちらから登録できます


サービスの経営陣がゴールドマン・マッキンゼー出身者がいる関係か、OGOBリストに外資系トップ企業の出身者も何人かいて、Matcherよりも守備範囲が広い印象があります。

但し、全体的にはスポンサー企業から提供されたOGOBが比較的多い傾向があります。スポンサー企業のOGOBの方との面談の際は、企業によってはその企業の選考評価を裏でされる可能性があり、そのリスクを勘案した上でお会いするとよいでしょう。もちろん安全パイをとるならスポンサー企業以外のOGOBの方とお会いするようにするとよいでしょう。

 

 

逆求人スカウトサービス2強OfferBoxLabBase

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逆求人スカウトサービスは、一言で言うと「日系トップ企業の選考をあわよくばショートカットするため」のサービスです。OfferBoxLabBaseなどが代表的です。

逆求人スカウトサービスとは、自分のプロフィールとESを登録しておくと企業から逆に「スカウト」が来るサービスです。通常の求人サイトの自分から企業に応募する流れと逆のプロセスで選考が進むため、「逆求人スカウトサイト」と呼ばれています。

 

このサービスのメリットは主に2つあります。

1つ目は、「スカウトが来た企業のES提出・説明会参加・一部選考が免除される。だから内定までが早く獲得できること」です。

例えば、経済産業省・マイクロソフト・三菱地所・朝日新聞・キーエンス・LINEのような名だたる官公庁・企業も利用しているため、あわよくば狙っていた企業の選考をショートカットできます。また本命企業の選考に臨む前に早期内定を獲得したい方も多いと思います、その時にも有効です。

 

2つ目は、スカウトの反応を見て「ES・ガクチカ・自己分析をブラッシュアップができる」ことです。逆求人サイトは、企業の内定可能性が高いと思った人だけにスカウトが来る、というシンプルな構造のサービスです。だから、スカウトが来る=自分のESの精度が高い、逆にスカウトが来ない=ブラッシュアップが必要、だということが分かります。

 

以上の2つのメリットから、多くの日系トップ企業内定者が特に就活初期~中盤に利用していました。 

逆求人スカウトサービスは色々ありますが、下記の2つのサービスだけ利用すればよいと思います。

Offer Box

Offer Box

サイトの特徴

日本最大の逆求人スカウトサイト

逆求人スカウト

★★★★

 

OfferBoxは、逆求人スカウトサイトでも日本最大のサービスです。こちらから登録できます。

21卒(昨年)では会員登録数156,000人と、全国の就活生の1/3が登録していました。企業も6,340社が利用しており、経済産業省・マイクロソフト・資生堂・朝日新聞・日産・キーエンス・LINEのような名だたる官公庁・企業も利用しています。

これらの企業の選考のショートカットを狙ったり、早期内定を獲得したい時に利用するとよいでしょう。

ただスカウトが来ないことも覚悟して利用しましょう。なぜならスカウトの乱れ打ちがないように、OfferBoxは企業に通数制限を設けているからです。スカウト来ない=内定できない訳ではないのでそこは安心してください(スカウト来ないとストレスたまりますが・・・)。

 

 

 

LabBase

LabBase

サイトの特徴

理系学生特化型では最大の逆求人スカウトサイト

逆求人スカウト

★★★★(理系の場合)

LabBaseは、理系学生に特化した逆求人スカウトサイトでも最大のサービスです。こちらから登録できます。

LabBaseの最大の特徴は、「理系の研究内容」を見てスカウトをもらうことができるということです。学生時代に学んだ研究内容を社会でも活かしたいと考えている学生にとってフィットした企業を探しやすいサービスです。そのメリットもあり全国の理系学生の4人に1人が登録しています。

企業も、三菱地所・AmazonWebService・NTTドコモ・住友化学・カプコン・LINEのような名だたる企業が理系人材に特化して利用しています。これらの企業の選考のショートカットを狙ったり、早期内定を獲得したい時に利用するとよいでしょう。

ただLabBaseもスカウトが来ないことも覚悟して利用しましょう。こちらもスカウトの乱れ打ちがないように、企業に通数制限があります。

 

 

マイナビ

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サイトの特徴

日系企業を中心に全国の幅広い企業の募集情報・就活対策

募集情報サイト

★★★★(日系志望の場合)

 

そして皆様ご存じのマイナビです。マイナビは日系企業を中心に全国の幅広い企業の募集情報が掲載されている就活サイトです。こちらから登録できます。


特徴は掲載企業数の幅広さと多さで、2021年度では27,935社(2019年9月時点)とリクナビを抜き日本で最も多くの企業の募集情報を掲載していました。
日系トップ企業の就活をする際には、まだマイナビからのみエントリーを受け付けるという企業がごく一部ある(昔よりは少なくなってきました)ので、ONE CAREER外資就活ドットコムなどと並行して必ず登録しておきましょう。


但し注意点としては、マイナビだけだと就活を失敗しやすい、のでくれぐれも気を付けてください。理由は2つあります。


まず1つは、多くのトップ企業が「ONE CAREER外資就活ドットコムだけに先行して募集情報を掲載し、マイナビには掲載しない」、という傾向が高まっているからです。
そしてもう1つは、マイナビは就活対策情報の質が低いからです。そしてONE CAREER外資就活ドットコムをはじめ他のサイトは質の高い就活対策情報がとても多くあるからです(対策の質で大差がついてしまいます)。


ですので、「マイナビだけで就活する」というのは絶対にしないようご注意ください。

 

 

2.ベンチャー企業を受ける場合

Goodfind

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サイトの特徴

ベンチャー企業を中心とした難関企業の募集情報・就活対策・人材紹介

募集情報サイト

★★★★(ベンチャー志望の場合)

選抜コミュニティ

★★★★(ベンチャー志望の場合)

選考対策(リアル)

★★★★(ベンチャー志望の場合)


ベンチャー企業を中心とした難関企業向けの就活サイトです。ただサマーインターンはベンチャーに限らずBain&Company・ローランドベルガー・リクルート・JT・NRIなどトップ企業や難関企業が広く掲載されています。


目玉となるサービスは「選考対策講座」と「ベンチャー企業を中心とした人材紹介(特別選考ルートを多く保有)」です。
 

 

Goodfindは情報掲載に独自の企業掲載基準を設けているため、掲載されているベンチャー企業は将来性が高い企業の割合が高いです。「ベンチャー企業」は企業の自称であり、将来性がない企業や単なる中小企業も多く混じるため、就活生は選択を誤ることが多いです。そうならないようにまずGoodfindに掲載されている企業だけを受ける方が賢明です。

特にGoodfindは人材紹介に力を入れており、優秀と判断された方にはリクルート・DeNA・JTのような企業の一部選考免除される特別選考ルートもあります(その他ミドルベンチャーの場合、インターン確約ルートも多く保有)。新規事業に積極的な企業を志望する方はGoodfindを利用して進めるとスムーズだと思います。

(ただしGoodfindはあくまで学生紹介ビジネスを営む会社です。セールストークも少しあるので、全ての言葉を鵜呑みにせず、自分の頭でも考えつつ利用しましょう)


また「選考対策講座」がとても充実しています。ベンチャー企業だけでなく日系大手や外資系の基礎対策として一度利用するとよいでしょう。ただ、トップ企業(特に外資系トップ企業)を目指す場合は、Goodfindの講座はあくまで基礎でありこれだけでは対策不足になると言われています。そのためトップ企業を志望する方はGoodfindの講座だけで決して満足することはなく、選抜コミュニティが提供する講座をメインに利用するとよいでしょう。

 

 

サポーターズ

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サポーターズは、興味のある企業に会いつつ「就活支援としてお金がもらえる」というお得な特典を受けることができるユニークなサービスです。特に交通費がかかりがちな地方学生にとって欠かせないサービスだと言えるでしょう。

参加している企業はベンチャー企業がほとんどです。なぜサポーターズで企業がお金を支援してくれるかというと、そうすればベンチャー企業が優秀な学生と自社と出会える確率がとても高くなるからです。男性→女性のナンパやデートで、男性が奢るのと同じ理屈ですね。つまり、企業が会うインセンティブを提供することで成立した仕組みです。同じ出会いなら貰えるものは貰いつつの方が当然良いので、ベンチャー志望の方は利用することを強く推奨します。


参加企業はベンチャー企業に偏っているので、ベンチャー企業に興味がある方のみ利用するとよいでしょう。ちなみに微妙なベンチャー企業はほぼなく、成長性の高いベンチャー企業ばかりが参加しているようです。ナンパやデートでもモテナイ君がいくら奢っても無駄だから淘汰されるのと一緒でしょう。そのあたりは安心して使えそうです。

 

ちなみに、サポーターズのようなサービスを利用すると、社会人との面談・面接に気軽に慣れることができるというメリットがあります。面接が苦手な方はベンチャーに興味がなくても場慣れ目的で利用するとよいでしょう。

 

 

 

最後に

以上、21卒トップ企業内定者がおすすめしていたサービスを紹介してきました。

 

改めてになりますが、就活は情報格差が内定格差に強く直結する傾向があります。

それをなくすために本記事を毎年作成しています。

 

特に就活情報が少なくなりがちな、地方の大学の皆様や、就活意識が低めの学部(例:文学部)、就活意識が低めの大学の皆様に、本記事が届いてくれれば何よりです。