就活は情報格差=内定格差に直結する傾向がある。この傾向をなくすために今日は本記事を作成いたしました。
今回は、僕が自社で19卒・18卒のトップ企業内定者にヒアリングやアンケートをした結果を基に、彼らがオススメしていた就活サイトを一覧表にまとめました(注:忖度なしです)
結論を言うと下記のようになりました。
その他のサービスは、まずこの表に掲載されているサービスを全部利用しても不満があってから手を出すことを推奨します
(特に人材紹介・選考対策イベントは業者により質が違いすぎるので御注意下さい)
- トップ企業内定者が利用していた就活サービス7選+5選
- 「不可欠」の就活サービスジャンル
- 「重要」な就活サービスジャンル
- 絶対に使うべきサービス7選(コア7)
- 特定業界を受けるなら加えて使うべきサービス5選(専門5)
トップ企業内定者が利用していた就活サービス7選+5選
上記の中でも特に利用していた就活サービスをまとめると、下記のようになりました。
コア7(絶対にこれは使うべき)
専門5(XXを受けるならこれはmust)
- ベンチャー企業を受けるなら
- 日系企業を受けるなら
「不可欠」の就活サービスジャンル
まず、下記のジャンルの就活サービスは何か1つ「必ず」利用すべきです。
- 就活早期層向け募集情報サイト
- 選抜コミュニティサービス
- 選考対策サービス(リアルイベント) ※但し選抜コミュニティに1つ入れたらそれで賄えます
特に「就活早期層向け募集情報サイト」「選抜コミュニティ」の2つが19卒以降では、死活問題と言えるほど重要です。
なぜ「就活早期層向け募集情報サイト」が重要か?
トップ企業ほど選考募集時期がとてつもなく速く、「就活早期層向け募集情報サイト」に登録しないと、エントリーのし忘れが多く発生するためです。
ちなみに、リクナビ・マイナビではありません。リクナビ・マイナビ頼りの就活をしていると、トップ企業のエントリーをものの見事に逃します
例えばあなたは、
- 今年のクレディ・スイス証券のエントリー開始は大学2年2月からで、マイクロソフトの募集は例年大学3年のサマーインターンでほぼ充足することは知ってますか?
- 今年はマッキンゼーの募集開始時期がサマーからになったのは知ってますか?
これは外資就活ドットコムやONE CAREERなどの「就活早期層向け募集情報サイト」に既に登録していれば知っていた情報でした。登録していなければ残念ですが永遠に知らないことでしょう。
過去のTwitterで紹介しましたが、コンコード・エグゼクティブ・グループが行ったアンケートによると、東京大学経済学部の生徒が最も利用している就活サービスは、「Vorkers」「外資就活ドットコム」「ONE CAREER」の3つだったそうです。
東大経済学部の19卒学生が利用している就活サービス、というあるアンケート結果によると、トップ3はvorkers、外資就活ドットコム、ワンキャリアが横並びだったそうです。
— 就活サイトの中の人@20卒21卒 (@nakanohito4649) 2018年5月3日
リクナビマイナビはかなり下位。
世の中的にはリクナビマイナビなんでしょうが、20卒でサマー受ける人はくれぐれも気をつけて
「就活早期層向けの募集情報サイト」の重要性の高さが表れています
なぜ「選抜コミュニティ」が重要か?
トップ企業の内定者や元社員が経験を基にレクチャーしてくれるだけでなく、所属メンバーで作られたLINEグループで
「今年のマッキンゼーの筆記試験は何が出たか?」
「今年のBCGのケース面接は何を聞かれたか?」
など、普通では知りえることができない情報が得られるからです。
詳しくは下記のシュシュさんの記事が分かり易いです。必ず読んでください。
あなたは知っているか? 外資系志望が集う「就活マフィア」の存在
なぜ「選考対策サービス(リアルイベント)」が重要か?
一言でいうと、就活の成否は実践量の多さに圧倒的に比例するからです。
就活は、筆記というより面接やジョブ/インターンなどの「実践」選考が90%です。ということは、選考対策のtipsを「知って」いても「理解できて」いてもだめです。
「使えて」初めて評価されるということです。
野球でいうと、バッティング理論をただ学ぶだけじゃ全然ダメで、ひたすら素振りとバッティング練習して理論を実践できるようにせよということですね。
最も良い練習は、試合(実際の選考、実際のインターン)が一番ですが、試合に出れる数には限りがあるので、各種選考対策サービス(リアルイベント)のサービスを徹底的に使うことが成功の鍵になります。
「重要」な就活サービスジャンル
- 選考対策サービス(ネット)
- 社員口コミサービス
- OB訪問サービス
- 時事系情報サービス
また他にも、上記に上げたようなサービスを利用することが有効です。詳しくはシュシュさんのサイトが分かり易く説明しているので一通り読むとよいと思います。それぞれ重要である意味があります
(例:OB訪問は商社対策の鉄板、面接対策はVorkersとNewsPicksでその会社のことを調べて話せば大体OK)
絶対に使うべきサービス7選(コア7)
トップ内定者が特に薦めていた7つのサービスの良い点/悪い点を、中の人目線で簡単に紹介します。★は5段階評価です。
YC塾
サイトの特徴 |
外資トップ8社に特化した選考対策コミュニティ |
選抜コミュニティ |
★★★★★ |
- 選抜コミュニティの中でも「最強」。この言葉だけで十分かと思います。こちらから登録できます
- HP記載の塾生の就活実績(塾生7名中、なんとマッキンゼー内定5名)を見れば、最強具合は一目瞭然です。YC塾に入れれば、外資トップ企業の内定はほぼ確約されたと言ってもよいでしょう。
- 選考通過率は2.13%と最難関のようです(2019卒:合格7人/選考参加328人)。他の選抜コミュニティの通過者もバンバン落ちているのを目にしました。しっかり対策してから臨んだ方が良いです。
- 推察ではありますが、おそらくフェルミ推定のフレームワークなどの表面的な地頭だけではなく、ケース面接でフィードバックを受けた後の思考力や対応など「本質的な地頭」「人間性」を意識して鍛えると良いと思います。
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YC Seminar – Improve your business leadership
FactLogic
サイトの特徴 |
コンサルに特化したトップ企業志望者向け就活対策サイト |
就活早期層向け募集情報 |
★★ |
選抜コミュニティ |
★★★★ |
選考対策(リアル) |
★★★★ |
選考対策(ネット) |
★★★ |
- コンサルに特化した就活対策サイト。こちらから登録 できます。
- 特筆すべきは「選抜コミュニティ」と「選抜対策(リアルイベント)」
- 「選抜コミュニティ」であるFactLogicEXEは19卒から開始しましたが外資トップ企業の合格シェアは素晴らしいものになりました。HPで見ることができますが、外資トップ企業の50~70%はFactLogicの選抜生でした。FactLogicの選抜生は4月と9月で合わせてのべ80人いますので、数の暴力の結果という面もあるでしょうが、それでも素晴らしい実績です。
- 「選抜コミュニティ」のメリットの一つが「情報共有」があるので横のつながりが重要です。FactLogicEXEは参加した学生の話によると横のつながりはそんなでもなく緩やかで、むしろ後に紹介するAlternative Intershipsの方がつながりが深くて良かったという声を聴きます
- ちなみに、募集情報はほぼ収集していないので「募集情報サイト」ではありません。あくまでも「対策サイト」です。募集情報のチェックは外資就活・ONE CAREERなどを使うとよいでしょう。
- ちなみに選抜生に選ばなくても参加できるオープンイベントを頻繁にやってます。20卒向けイベントは大学2年生1月位からとかなり早く開始していました。21卒の方は、是非大学2年生1月のオープンイベントから参加するとよいでしょう。早いほど就活を優位に進められます。
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コンサルに特化したインターン/就活対策メディア | FactLogic ファクトロジック
外資就活ドットコム
サイトの特徴 |
外資を中心としたトップ企業志望者向け就活サイト |
就活早期層向け募集情報 |
★★★★ |
選抜コミュニティ |
★★★ |
選考対策(ネット) |
★★★★★ |
- トップ企業を一通りカバーしたポータルサイト。「外資」就活と言っているが、日系・ベンチャーもなぜか掲載されています。こちらから登録できます
- 外資就活ドットコムが特に使い勝手がよいのは「募集情報」。国内の外資/日系トップ企業の採用HP情報や採用イベントを毎日自前で収集しているようで、エントリー締切忘れを防ぐことができます(ちなみに他社就活サービスのイベントも収集している模様)
- また「コミュニティ」という、民度の高くなったみん就のようなサービスがあり、トップ企業各社の選考結果の来た/来ないが分かります。
- 20卒からは選抜コミュニティも開始した模様。MBB/3大外銀に特化した内容を行うようですが、実績はまだ無いので未知数でしょうか。
- ちなみに、日系一般企業・ベンチャー企業の募集情報や対策が薄目。このあたりの企業を志望する学生にとってはONE CAREERと併用するのがよいかもしれないです。
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外資系・日系トップ企業への就職活動なら「外資就活ドットコム」
ONE CAREER
サイトの特徴 |
外資/日系を幅広くカバーするトップ企業志望者向け就活サイト |
就活早期層向け募集情報 |
★★★★ |
選考対策(リアル) |
★★ |
選考対策(ネット) |
★★★★★ |
- トップ企業向けに幅広くカバーした就活ポータルサイト。こちらから登録 できます
- 特に良い点は「募集情報の広さ」「UI・操作性」「選考対策の守備範囲の広さ」
- 外資就活は、外資のマニアックな情報に尖りつつ主要日系企業・ベンチャーの情報に薄い印象だが、ONE CAREERは主要日系企業・ベンチャーもしっかり押さえられています。また操作しやすく、とても見やすいです。
- 特にエントリーシートと選考体験記が幅広く揃っているので、志望企業の選考前にサラッとチェックしておくとよいでしょう。
- ONE CAREERは合説イベントでも有名ですが、合説はそもそも行っても得るものは薄いので、そこはあまり重要ではありません
- 時々クローズで選考対策イベントや企業の紹介などをしているようですが、他社に比べるとあまり強くはない印象です。ただ、去年はBCGの女性向けクローズド案件と電通のクローズド案件が出ていたという噂があるので、顔は出しておくとよいでしょう。
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Alternative Internships
サイトの特徴 |
トップ企業志望者向け就活対策・選抜コミュニティサイト |
就活早期層向け募集情報 |
★★ |
選抜コミュニティ |
★★★★ |
選考対策(リアル) |
★★★ |
- 主にコンサル・投資銀行に特化した選抜コミュニティや就活対策イベントを運営しています。こちらから登録 できます。
- 有名なのは「選抜コミュニティ」でしょう。メインメンターの増田さんというGS→BCG→起業という経歴の方がおり、この方のコンテンツやフィードバックの評判がとても高いと聞いています。FactLogicEXEなどは講師陣が内定者だけで運営されているため、一段高いレベルの対策がしたい方にはAlternative Internshipsはオススメです(もちろん、内定者の方が細かく実践的な対策については得意ではありますが)
- またAlternative Internshipsの選抜生は横のつながりが深く、LINEグループを基にした「情報交換」が活発という話を時々耳にします。
- ちなみに選抜生でなくとも最初のGD講座は誰でも受けることができ、また選抜生の下の育成枠もあるそうです(育成枠は今年からFactLogic EXEでも設けられた模様)。ですので、選抜生でない方もリアルな対策ができる機会として必ず利用することを推奨します。
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オルタナティブインターンシップ | Alternative Internships
NEXVEL
サイトの特徴 |
トップ企業志望者向け就活対策・選抜コミュニティサイト |
就活早期層向け募集情報 |
★★★ |
選抜コミュニティ |
★★★★ |
選考対策(リアル) |
★★★ |
- NEXVELはトップ企業向けの会員制選抜就活コミュニティサービスのパイオニアと言ってよいです。他社と違い「選抜コミュニティ」を200-300名単位で組織しています。ただし同じNEXVEL会員の中でも、トップクラスである選抜組(NPP)から下位クラスまでのレベルの落差は激しく、またNEXVELの対応の手厚さも落差がある、という実態は階層型組織になっています。
- 選抜コミュニティの中でも、主にGD対策の厚さと自己分析対策に定評があります。代表の早川さんはフィードバックのレベルが高いと評判であり、NPPに選ばれなかったとしてもGD対策のために一度足を運ぶ行う価値があります。
- またクローズドなイベントや選考ルートを多く保有しています。過去に、A.T.カーニー、DI、IGPI、DeNA、リクルート、JTなどの特別選考パスを発行していました。ただし特別選考パスは高いレベルの学生にしか提供されないようです。
- また、NEXVELは入会すると1人1人にメンターが付きますが、その対応スピードも学生のレベルにより大きな格差があるようです。NEXVELは総じてNEXVELからの自分の評価によって有用さが大きく変わるため、このあたりを勘案して利用するとよいでしょう
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NEXVEL[ネクスベル] - 会員制の就職活動支援プログラム
Vorkers
サイトの特徴 |
日本最大級の社員の口コミサイト |
社員口コミ |
★★★★★ |
- Vorkersは選考対策にも使えますが、それよりも「自分の幸せな人生のために正しい企業研究をするためのサービス」です。社員が匿名でこの企業で働いてどうだったかの口コミ情報を投稿し共有しているため、「残業時間」「年収」「会社の将来性」「やりがいがあるか」「スキルが身につくか」などを生々しく知ることができます
- 類似サービスに「就活会議」「キャリコネ」などもありますが、口コミDBの量と質で圧倒的にVorkersが勝っています。会員数は19卒だと20万人を既に超えているようです。なんと日本の就活生の約40%が登録している計算です
- 特に「年収」「やりがい」「スキルアップ」などは、企業のアピールと社員の実態では乖離が出やすい項目です。例えば、「年収」だけとってみても、入社初年度はwebベンチャーの方が総合商社よりも少し高いですが、30歳位になると総合商社は年収1200万円ぐらいに到達するがwebベンチャーは600~800万円位が精一杯、というのはVorkersをさらっと眺めるだけでリアルに理解することができます。
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以上、最も重要な7つの就活サービスについて紹介させていただきました。
続けて「XXを受けるならこれは使うべき」である5つのサービス(専門5選)を紹介します。
特定業界を受けるなら加えて使うべきサービス5選(専門5)
1.ベンチャー企業を受ける場合
Goodfind
サイトの特徴 |
ベンチャー企業を中心とした難関企業の募集情報・就活対策・人材紹介 |
募集情報サイト |
★★★★★(ベンチャー志望の場合) |
選抜コミュニティ |
★★★★(ベンチャー志望の場合) |
選考対策(リアル) |
★★★★(ベンチャー志望の場合) |
- ベンチャー企業を中心とした難関企業向けの就活サイトです。ただサマーインターンはベンチャーに限らずBain & Company・ローランドベルガー・リクルート・JT・NRIなどトップ企業や難関企業が広く掲載されています。
- 目玉となるサービスは「選考対策講座」と「ベンチャー企業を中心とした人材紹介(特別選考ルート一部有)」
- Goodfindは情報掲載に独自の企業掲載基準を設けているため、掲載されているベンチャー企業は将来性が高い企業の割合がとても高いです。「ベンチャー企業」は企業の自称であり、将来性がない企業や単なる中小企業も多く混じるため、就活生は選択を誤ることが多いです。そうならないようにまずGoodfindに掲載されている企業だけを受ける方が賢明です。
- 特にGoodfindは人材紹介に力を入れており、優秀と判断された方にはリクルート・DeNA・JTのような企業の特別選考ルートもあるようです。新規事業に積極的な企業を志望する方はGoodfindを利用して進めるとスムーズだと思います。(ただしGoodfindはあくまで学生紹介ビジネスを営む会社です。セールストークも少しあるので、全ての言葉を鵜呑みにせず自分の頭でも考えつつ利用しましょう)
- また「選考対策講座」がとても充実しています。ベンチャー企業だけでなく日系大手や外資系の基礎対策ができます。ただ、トップ企業(特に外資系トップ企業)を目指す場合は、Goodfindの講座はあくまで基礎的でありこれだけでは対策不足になると言われています。そのためトップ企業を志望する方は選抜コミュニティが提供する講座をメインに利用すると活用するとよいでしょう。
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Goodfind 2020 企業を厳選して良質な情報をお届けする
ニクリーチ、サポーターズ
-
ベンチャー企業が主に参加しているこの2つの就活サービスは何が良いかというと、興味のある企業にただ会うだけで学生は「焼肉がタダで食べれる」「寿司がタダで食べれる」「お金がもらえる」というお得な特典を受けることができます。
- 焼肉・お寿司がタダでご馳走になれるのがニクリーチで、お金が貰えるのがサポーターズです。
- なぜ焼肉やお金が貰えるかというと、そうすればベンチャー企業が優秀な学生と自社と出会える確率がとても高くなるからです。男→女のナンパやデートで奢るのと同じ理屈ですね。つまり、企業が会うインセンティブを提供することで成立した仕組みです。
- 参加企業を見ると、微妙なベンチャー企業はほぼ参加せず、成長性の高いベンチャー企業ばかりが参加しているようです。ナンパやデートでもモテナイ君がいくら奢っても無駄だから淘汰されるのと一緒でしょうか。同じ出会いなら貰えるものはもらいつつの方が当然良いので、ベンチャー志望の方は利用することを推奨します。
ニクリーチ
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ニクリーチ | スカウト・イベントで誰でもお肉とお寿司を食べられるサイト
サポーターズ
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2.日系企業を受ける場合
Unistyle
サイトの特徴 |
日系企業の対策情報・選考体験記に優れたサイト |
選抜コミュニティ |
★★★★(日系トップ企業志望の場合) |
選考対策(リアル) |
★★★(日系トップ企業志望の場合) |
選考対策(ネット) |
★★★★(日系のトップ企業志望の場合) |
- Unistyleは外資系トップ企業対策やコンサル・外銀対策は他企業に比べて見劣りがありますが、日系企業については総合商社・電通博報堂のようなトップ企業から一般企業まで「選考対策情報」と「選抜コミュニティ」が幅広く優れている特徴があります。
- 最大の特徴は日系企業の内定者のESが「ないものはない」と言えるほど掲載されていることです。ESについては外資系トップ企業についてもほぼ完全に網羅されていました。日系トップ企業は一部ES通過率がかなり低い企業がありますので対策として日系トップ企業者は一度は参考にした方がよいです
- Unistyleは「Unistyle top students」という総合商社・電博・大手自動車メーカーなど日系トップ企業対策に特化した選抜コミュニティを19卒で唯一展開していました。20卒ももし開催される場合は、必ず選抜選考に参加することをオススメします。
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OB訪問サービス(ビズリーチ・キャンパス / Matcher / VISITS OB)
サイトの特徴 |
OB訪問可能な社会人とのマッチングサービス |
OB訪問 |
★★★★ |
- そもそも日系トップ企業の場合、志望企業へのOB訪問回数が内定成功率に比例します。理由は日系トップ企業は「志望動機・ガクチカの磨きこみ」や「志望度の高さ」をとても重視しているからです(終身雇用を前提とした人事体系から来ていると思われます)。そしてこの2点の評価を高める最も有効な方法が志望企業へのOB訪問の回数です。
- そして名門大学の方でないと、難関企業ほど入社実績があるOBの数は少ないため大学の卒業生リストからアポをとれないことも少なくありません。そんな時に有効なのが「OB訪問サービス」となっています。
- 私の結論としては、OB訪問サービスは最初併用することを推奨しています。理由は、突出して強いサービスがないということと、その人の大学と志望企業によってOBがいるサービスが分かれるからです。
- 各サービスの特徴を簡単に述べます。
ビズリーチ・キャンパス
- 自分の大学のOBに会えるサービスです。こちらから登録 できます。
- 利用したところ、最もOBDBが充実している印象です。最近では、外資系トップ企業の出身者もそこそこいるという声をよく聞きます。
- 限界としては、MARCHクラス以上の大学でないとこのサービスがまだ開設されていないようです。その場合は後述するMatcherやVISITS OBを利用するとよいでしょう。
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同じ大学のOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」
Matcher
- 社会人の簡単なお願い(例:ある新サービスについてヒアリングさせてください)を叶える代わりにOB訪問に応じてくれるサービス。こちらから登録できます。
- 会うメリットがあるため実際に会える確率が学生の声を聞いても高いと聞いています。
- 特に大学に関係なくOB訪問を申し込むことができます。学歴が不利な学生ほどサービスのメリットが大きいでしょう。
- ただOB訪問一覧を見るに、現在ベンチャー企業や中小企業にお勤めの方が多めであり、検索性としてトップ企業にいる方は探しにくいかもしれません。良い大学に在籍している学生の場合はビズリーチ・キャンパスの方が比較的良いでしょうか。
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VISITS OB
- Matcherと同じく、特に大学に関係なくOB訪問を申し込むことができます。またMatcherと違い、会う際に条件はないです。こちらから登録できます
- サービスの経営陣がゴールドマン・マッキンゼー出身者がいる関係か、OBのDBに外資系トップ企業の出身者も何人かおり、守備範囲が広い印象があります。
- 但し、全体的にはスポンサー企業から提供されたOBが多い印象です。スポンサー企業のOBの方との面談の際は、その企業の選考評価を半分されている可能性があり、そのリスクを勘案した上でお会いするとよいでしょう。
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リクナビ・マイナビ
サイトの特徴 |
日系企業が最も掲載されている新卒募集情報サイト |
募集情報サイト |
★★★★(日系企業志望の場合) |
選考対策(ネット) |
★★(日系企業志望の場合) |
- リクナビとマイナビは特徴がほぼ同じなので、一緒に紹介します。トップ企業志望ではなく広く一般的な日系企業を志望する学生は、募集情報はONE CAREERに加えてリクナビ・マイナビを併用して探すことをオススメします。
- その理由は、圧倒的な掲載社数です。ONE CAREERや外資就活などのサイトは掲載社数は多くてもまだ1000社以下ですが、リクナビは30199社・マイナビは22619社です。
- なぜなら、ONE CAREERや外資就活などは、あくまで東大・早慶・地方旧帝大など売り手感がとても強い最上位校の学生向けに、募集情報を難関企業に厳選しているサイトで、募集情報が桁違いに少なくなります。そのため抜け漏れなく広く志望企業を探したい通常の学生はリクナビ・マイナビもまだ使うとよいでしょう。
- またリクナビとマイナビの片方しか掲載していない企業も多くあります。ですから、どちらも一応登録するとよいでしょう。
- 余談ですがキャリタスは掲載情報が重複してるのでほぼ無視してよいです。
- とはいえ、リクナビ・マイナビは選考対策の質はリアルイベント・ネット共にかなり低いです。選考対策については、最低でもONE CAREERやGoodfind、外資就活あたりでカバーすることをオススメします。
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いかがでしたでしょうか。
改めてになりますが、就活は情報格差が内定格差に強く直結する傾向があります。
それをなくすために本記事を作成いたしました。
特に就活情報が少なくなりがちな、地方の大学の皆様や、就活意識が低めの学部(例:文学部)、就活意識が低めの大学の皆様に、本記事が届いてくれれば何よりです。