転職サイトの中の人のここだけの話

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中の人から見た転職エージェントの本当のメリット・デメリット

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 転職活動をする際に、『転職エージェント』の利用を検討する人が多いと思います。

 
その需要に応えるように、世の中には転職エージェントのメリット・デメリットを解説している記事も多くみかけます。
 

しかし、『宣伝くさい記事だな・・・』と思うことが正直多く、中の人してはこのような記事を見るたびにいたたまれない気持ちになります。

宣伝くさい記事の例:
 
 

転職エージェントの『本当のメリット・デメリット』

 

本当のメリット・デメリットを正直に列挙すると、下記だと考えます。

 

メリット

  1. 転職サイトや採用HPにない案件を、実際に多く保有している

  2. 応募企業の選考情報が分かる。また各企業の選考対策もしてくれることもある(ただし、これは紹介エージェント&担当者のその応募企業への入り込み度合い次第)

  3. 履歴書・職務経歴書などがもしイマイチな場合、修正すべき点を教えてくれる

  4. 年収交渉がしやすい(エージェントを介するので)

 

デメリット

  1. 転職サイトでも採用しやすい求人だと、逆に合格ハードルが高くなる

  2. 保有する求人は転職エージェントによりバラバラ(よって、複数のエージェントを使う方がいいというのは本当)

  3. 応募企業の悪い所は教えてくれない

  4. 後追いの連絡がしつこい

  5. キャリアカウンセリングをすると言いながら、実際はしない所がほとんど

  6. ハイクラス求人になると、転職エージェントにも求人は少ない

 

以上のように

  • 転職エージェントは使うメリットはそこそこある、というのが正直な感想ですし
  • dannu自身も、現在の会社は他社の転職エージェントを使って入社しましたが
  • デメリット(というより限界)がいくつかあります。正しく理解して、使用法を気をつけると良いと思います

 

各メリット・デメリットについて、以下説明していきます。

 

メリットの詳細 

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転職サイトや採用HPにない案件を、実際に多く保有している


Q.なぜ『転職エージェント』に『非公開求人』が多いのか? A.採用難易度が高く転職サイトでは採れない求人だからです。 - 転職サイトの中の人のここだけの話でも解説しましたが、転職サイトで中々採れない求人は転職サイトに掲載しても『対応工数の無駄』なので、転職エージェントにしか基本存在しないことが多いです。

 

目安としては、現年収500万以上の人の場合(*)、転職サイトより転職エージェントの方が希望の案件が見つかることが多いと思います(*金額はあくまで目安です)

 

応募企業の選考内容がわかる。また個別選考対策をしてくれることもある

具体的には、

  • 各選考の面接官のプロフィール
  • 選考のポイント
  • 想定質問
  • 各面接のどこが一番山場なのか(例えば最終面接は確認のみ、一次面接が最大の山とか)
  • etc

が分かることがあります。

 

ただしこれは、紹介エージェントと担当者の、当該応募企業との関係が深さや紹介実績の多さによります。

ここの各エージェントや担当者の強み弱みの見極め方は、別の記事で詳しく解説したいと思います。

 

デメリットの詳細 

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転職サイトで採用しやすい求人だと、逆に合格ハードルが高くなる。

Q.なぜ『転職エージェント』に『非公開求人』が多いのか? A.採用難易度が高く転職サイトでは採れない求人だからです。 - 転職サイトの中の人のここだけの話でも解説しましたが、転職サイトでも採用できる可能性が高い求人は、転職エージェント経由で採ってしまうと割高になってしまいます。
 
そのようなことから、基本このような求人は、企業は転職サイトや自社HP経由で採ろう
とするのです。
 
というわけで転職エージェント経由では、割高感が出るので、相応に『良い方』でないと採用されないケースが少なくありません(特に経営者ほど金銭関係に敏感)
 
具体的な目安としては、年収400万以下の求人(*)、または未経験OKの求人の場合、転職サイトで採れることが多いので、エージェント経由では決まりにくいと思います(*金額はあくまで目安です)
 

応募企業の悪い所は教えてくれない


転職エージェントのビジネスモデルは、応募企業に紹介成立することで、応募企業から採用成功報酬が得られるアフィリエイトモデルです。

そのため、応募企業の悪い所を教える行為は利益相反になるので、基本教えてくれません。

応募企業の悪い所を知るには、応募企業の内情を知っている知人に聞くか、キャリコネ Vorkers転職会議などの『転職口コミサイト』を見ると良いと思います。
 
『転職口コミサイト』は辞めた人・辞めそうな人が主として投稿しているサイトなので、その企業の従業員の総意としては捉えない方がよいです。
 
(ちなみに、エンジャパンの運営するカイシャの評判は求人広告主の依頼で一部口コミ投稿を操作しているようなので、dannuとしてはあまり参考にしていません。)
 

後追いの連絡がしつこい

これも転職エージェントの利益相反上、仕方ないことではあります。
 
ユーザーがその転職エージェントを通じて転職しない限り、転職エージェントは1円も儲からない。だから、「その後どうですか?」と後追いの連絡がしつこく来ることがあります。
 

キャリアカウンセリングをすると言いながら、実際はしない所がほとんど

ほとんどの転職エージェントが『一人一人の人生に沿ったキャリアプランを提案します!』という謳い文句をHPやスカウトメールで掲げていると思います。

しかし、悲しいことにほとんどの転職エージェントは、カウンセリングやそれらしいアドバイスを全然しません(嘘つき!)
 
求職者の話を聞いた後に、希望に合う求人か、希望ではないが受かる求人を、ひたすら提案するだけの所が多いと思います。
 

なぜ、転職エージェントはこんな嘘をつくのでしょうか?

 
その理由は、ほとんどの転職エージェントにおいて、収益性を最大化する定石は『カウンセリングに力を入れるより、案件をとにかく提案すること』と信じられているからです。
 
仕事を通じ、他社の色々な転職エージェントに現場の実態を聞いてみましたが、ほとんどの企業がこれが定石でした^^;
実際に、この定石から外れた行動をすると、収益性がむしろ落ちるのが普通です・・・。
 
だ一部企業は、逆張りでカウンセリングに力を入れることで他社と差別化しているところもあります。収益性はやや落ちるのに立派だと思います。
 
例を挙げると以下のような企業です

もしキャリアカウンセリングを転職エージェントにどうしても期待したいなら、上記のような会社に相談すると良いと個人的には思います

 

ハイクラス求人になると、転職エージェントにも求人は少ない

Q.なぜ『転職エージェント』に『非公開求人』が多いのか? A.採用難易度が高く転職サイトでは採れない求人だからです。 - 転職サイトの中の人のここだけの話でも解説しましたが、エグゼクティブやハイクラスの求人になればなるほど、転職エージェントでも採用が困難になるので、転職エージェントにも求人が供給されなくなってきます。
 
目安としては、現年収1000万円以上の場合、人材紹介では条件を満たす案件の取り扱いが少なくなり、ヘッドハンターの方が効率が良くなります。
 
もしくはBIZREACHCAREER CARVERなどの、ハイクラス人材を対象にした求人企業からの直接スカウトするサイト(これを"ダイレクトスカウトサイト"と言います)で、スカウトを待つのが得策です。

 

 

まとめ

転職エージェントにしかない求人は多いし、素人よりは転職に詳しいので、使うメリットは色々あると正直思います。

けれど、上記のようなデメリット(限界)も色々あるので是非留意ください。

 

是非一人でも多くの人がこの記事を読み、転職エージェントを有効に活用してくれれば嬉しいです。

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