転職サイトの中の人のここだけの話

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同じ会社なのに、内定が出る・出ないが分かれる4つの理由

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dannuです。転職サービスを多くの人事や経営者に提供する中で、各社の採用基準をお聞きしたり、合否の実例を多く目にしました。

その中で、同じ事業・同じ規模の会社なのに、片方の会社には受かり、片方の会社には落ちる、という事例をよく目にします。

また、同じ会社なのにある時期は受かり、ある時期は落ちる、という事例もよく目にします。

  

なぜそれが起き得るのか、その理由をまとめてみました。

 

目次

  

現在の従業員の人員構成上の理由

同じく将来有望で優秀な人材が揃う企業でも 

 

  1. 中途だと受かりにくいけど、新卒だと受かりやすい会社。
  2. 新卒だと受かりにくいけど、中途だと受かりやすい会社。

 

というのが世の中には実はあります。

 

1.がよく起きるケースは、優秀な会社で若い人がまだ全然いない会社です。特に新卒採用を初めて募集するケースに多い。

将来を考えると、会社のカルチャーを吸収してくれる人が早く欲しい。が、新卒向けの知名度がない。

そのため、新卒採用基準が比較的低かったりします

 

例えば、dannuの前職務めていたコンサルティングファームの事例なのですが。

中途採用の場合、経営コンサルティング業務に近い一定の専門知識を求めていたのですが、25歳以下の場合、しばらくの間全くの未経験でもOKでした。

どのくらいかというと、小売店の販売員をしていた方でもOKというくらいの採用基準の低さです。

なぜかというと、新卒採用がまだしていなかったので、会社のカルチャーを担う若手が欲しい時期だったからです。経営の事情で採用基準が変わりうる好例かと思います。

 

 2.がよく起きるケースは、中途は即売上を上げるために採用しているが、新卒は長期的な売上を上げるために(大体の場合、幹部候補として)採用する、という採用方針の会社です。

dannuの今の会社も実はこれです。

なので、新卒の時は全然歯が立たず落ちたけど、中途の時は意外に簡単に受かった、というケースがあります。

 

ちなみにこれは同じ企業においてもよく起こります。

昔は若い人少なかったら若手の採用基準低かったけど、今は充足してるから採用基準高いとかですね。

 

採用充足状況

そもそも採用計画が充足してしまっては、どんなにスキルが高くて人間性が素晴らしい人でも採用は困難かなと思います。

なぜなら、その人を採用してもその時点では余計な投資だからです。

 

もっとも、取りにくいレアなスキルを持つ人で、将来いずれ採用可能性が高い人だったら、前もって人を採っておくという会社も稀にありましたが、肌感覚では少数派かなと思います。

その場合、通常何が起きるかというと、採用枠をクローズしたり、採用基準が通常より上がります。

『去年だったら受かっていたよ』

『先月なら受かっていたよ』

という言葉を面接を受けた企業や紹介会社から言われたことがある人はいませんか?

それはリップサービスではなく、真実かなと思います。

 

採用計画は年やQごとの事業状況に応じて変わるので、来年受けてみたら受かるかもしれません。だから希望のポジションが新しく空いたのを見たら、早い者勝ちを少し意識すると良いと思います。

 

会社のカルチャー・価値観

 事業内容が本当に似ている会社でも、その会社の価値観や文化によって良しとされる人がぜんぜん違うことがあります。

例えばエンジニアの採用において、技術を極めたギークな人が良い会社が良しとされる会社もあれば、ビジネスにもコミットできる越境色が強い人が良しとされる会社もあります。

ちなみにその違いによって、現時点の事業内容や業績は一緒でも、その後の事業展開が変わったりするのですが。

 

スキルがあっても、カルチャーが合わないという理由で落ちる人は多くいます。

多分この人は長続きしなそうだなーとか、不協和音になりそうだなーとか。

そのあたりで採用した後の期待リターンや、業績は大きく左右されますからね。

 

とはいえカルチャーが合うことは、働く個人がその会社で幸せになれるか不幸せになれるか大きく左右するポイントだと思うので、カルチャーで落ちたのならば、よいことなのかもしれません。

 

その時担当した面接官との相性

最後にあげましたが、このケースが中々多いと思います。

このケースで落ちるとかなり不幸かもしれません、、、

 

中途採用の場合、新卒ほど選考は長くないので、2〜3回の1on1(or i on 2)の面接で採用が決まることが多いと思います。

よって、合否を左右するのは、その時に出てくる面接官です。

 

採用基準は、各社ともに当該募集ポジションの採用担当メンバー内で共通のものはあります。

ですが、多くの人が

『その面接官(自分)が一緒に働きたいと思うかどうか』

で合否を判定し、それに採用基準を後付けで当てはめる、という意思決定プロセスになりがちですね。

 

つまり、

  • あるメンバーが「合う!」と思った方でも、
  • あるメンバーが「合わない!」と思うケースが、

よく起きうる、ということです。

 

ですので、たまたま自分と合わない人に会ったら不幸と思うしかありません(dannu自身もそういうケースが、過去にあったのかなぁ、、、苦笑)

 

とはいえ面接に出てくる人は、殆どの場合、その事業のキーマンで自分の評価や人材配置を決める方です。だから、入社前にその人との相性が悪いことが分かってよかったとポジティブに思い直しましょう。

 

特にその相性が悪い人が、社長や事業責任者だったら、入社後苦労することが多いと思いますしね。

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